「児童手当って結局いくらもらえるの?」「全部貯めたら何に使える?」——今回はFP2級の知識と、実際に中学受験を経験している我が家のリアルな数字をもとに、児童手当の使い道について考えてみます。
児童手当はいつまで・いくらもらえる?
2024年の制度改正で、児童手当は高校生(18歳まで)に延長されました。金額は以下の通りです。
- 0〜2歳:月15,000円
- 3歳〜高校生:月10,000円(第3子以降は30,000円)
「もらえる期間が伸びた」というニュースは見たことがあっても、トータルでいくらになるかを計算したことがある人は少ないのではないでしょうか。
0歳から中学卒業まで貯めるといくらになる?

第1子・第2子の場合で計算してみます。
- 0〜2歳(3年間):15,000円×36ヶ月=54万円
- 3歳〜中学卒業(12年間):10,000円×144ヶ月=144万円
- 合計:198万円
ひと月あたりの金額だけ見ると「大した額じゃない」と感じるかもしれません。でも15年間積み上げると約200万円。これは決して小さい金額ではありません。
「もらったら使う」を続けていると、この198万円は知らないうちに生活費や外食、レジャー費に消えてしまいます。逆に全額を貯金または運用に回せば、中学受験の費用をほぼカバーできる金額になるのです。
我が家のリアルな受験費用と照らし合わせると
以前の記事で紹介した通り、我が家の中学受験費用は塾代だけで年間約50万円。

3年間で約150万円かかる試算です。さらに受験料・入学金を含めると200〜250万円規模になることもあります。
児童手当198万円があれば、これだけでほぼ受験費用を完済できる計算になります。「受験費用、どうやって準備しよう」と悩んでいる方にとって、児童手当は最初に検討すべき原資と言えるかもしれません。
正直に言うと、我が家も最初から上手くできていたわけではありません。長男が生まれた当初は、児童手当をそのまま生活費に充当してしまっていた時期がありました。「気づいたら使っている」を地で行っていたわけです。
ある時、妻と「このままだと受験のタイミングでお金が足りなくなる」と話し合い、児童手当の使い道を見直しました。今では児童手当は学費に充当する、というルールに変えています。
完璧な家計管理ができていたわけではなく、途中で軌道修正した結果が今のスタイルです。同じように「気づいたら使ってしまっている」という方も、今からルールを決めれば十分間に合います。
「貯める」か「運用する」か
ここがFP2級パパとして一番伝えたいポイントです。
- 貯金のみ:198万円のまま
- NISAで運用(想定利回り5%、12年間):複利効果でプラス数十万円の上積みも可能
もちろん運用にはリスクがあり、ゼロにはなりません。しかし中学受験という「使う時期がある程度決まっているお金」だからこそ、長期で積み立てられるという強みがあります。我が家では学資保険を解約してNISAに切り替えた経緯がありますが、児童手当もその運用の一部として組み込んでいます。

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まとめ
- 児童手当は0歳〜中学卒業で約198万円になる
- 「もらったら使う」だと受験費用に直結できない
- 全額貯金・運用に回すことで、受験費用の大部分をカバーできる
- 我が家は学資保険を解約してNISAに切り替え、児童手当もその一部として運用中
子どもの将来のための制度を、ただ「もらうだけ」で終わらせるか、「育てる」かで数年後の選択肢は大きく変わります。次回は実際に教育費づくりに向いている投資信託について書いていきます。



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